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本尊 十一面千手観世音菩薩
千手とは
千手観音は千の手を持つので千手と云いますが、本尊は42手のお姿で現しておられます。
胸の前の合掌手の2手を除いて、40手のその1手は三界二十五有の25の世界に通じており、あらゆる世界で迷う我々を救うことを表しています。つまり40×25で1000となるので千手と云います。
また1手毎の手のひらに目(眼)があり、その知恵の眼をもってお救いになるの千手千眼(せんじゅせんげん)と云うのです。
十一面とは
千手観音の頭部には10の仏面が配置され、大きな仏面を含めて11
面となります。
頭上の10面には、慈悲相、瞋怒(しんぬ)相、白牙上出(びゃくげじょうしゅつ)相、暴悪大笑(ぼうあくだいしょう)相の4種類の表情が表されています。
また10面には十種勝利(じゅっしゅしょうり)と云われる10の功徳があることも表しています。
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