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歴 史
神亀年中(724〜729)行基が開山
奈良時代の高僧行基(ぎょうき)が丹波国舟井郡三ノ宮村大岩屋に十一面千手観世音菩薩を本尊としてお堂を建立したと伝わります。
地名から山号をとり、岩屋山 (いわやさん)と号しました。
岩屋山には小さなほこらと滝があり、現在も三ノ宮地区の人々によって受け継がれています。
行基以後は山伏や聖の修行の山として、地域の守り仏として厚く信仰されました。
平安時代から江戸時代までの間に、西に約1キロほど移動した妙楽寺地区に本尊が移されましたが、移動した年代と理由についてはわかっていません。
神尾山金輪寺蔵 西願上人坐像 (非公開)
延暦二年(783)西願により中興
修験道開祖役行者(えんのぎょうじゃ)四代目の弟子にあたる西願上人(さいがんしょうにん)が不動明王と毘沙門天を建立して再興されました。
西願上人は現在の京都府亀岡市宮前町にある神尾山金輪寺(かんのうざんきんりんじ)を開創した天台宗の僧侶です。